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グッド・バイ

ゆっくり 恋したい

前回の『私がフジファブリックを好きな理由』をうけてアイドルヲタクが考えるフジファブリックの魅力

前回、私が真夜中4時頃に書き終えたまま寝に入り、翌日の平日真っ昼間という誰もネット上にいなさそうな時間に、そういや書いたしな、となんの気も無しに公開した『私がフジファブリックを好きな理由』という記事がありがたいことになかなかに好評であった。

閲覧数は公開してから2日目の今日で既に700を超えている。

有名ブロガーさんからしたら700なんて普通の話なのかもしれないが、こんな端くれのブログ、他エントリーは自己紹介記事のみ、しかもフジファブリックの話のみを大真面目にしてるのに何故かカテゴリーはジャニーズ 。そんな謎だらけの記事だが、どうやら様々な方に様々な感想を持っていただけたようである。

単純に私の文章を褒めてくださる方、感動したと言ってくださる方、予想外の数の方から反応がいただけて本当にありがたかった。しかしこんな大事なことを前回の記事に書き忘れたのは本当に失態だと思っているが、いずれにせよ私が志村亡き後、一番恐れていたことは《フジファブリックというバンド、そして志村正彦という人物が忘れ去られる》ということだった。

 志村が生前言っていた言葉でこんな言葉がある。

『本当につらいのは嫌われる事よりも無関心でいられることが一番つらいと思います』

どこで言っていたかなんてはっきり覚えていないが、確か何かの新聞でのインタビューだったような気がする。いや本当に気がするだけなのだけど、私は妙にこの言葉を覚えているし実際に遺作となってしまったCHRONICLEの歌詞を見ても(志村が言っていたようにこのアルバム曲の歌詞がすべてノンフィクションなのだとしたら)きっと志村は相当忘れ去られる事を恐れていたと思われる。なので前置きが長くなったが、とにかく感想の中で一番多かった、私のブログを読んで、ちょっと今日はフジファブリックを聴こうかな、とか、フジファブリックって懐かしいな、とか、そうやって少しでもフジファブリックの事を考えてくれた、そのことが一番嬉しかったのである。

(しかしフジファブリックを忘れ去られるのが嫌だ、と言いつつも、フジファブリックの名を残そうとしてくれた3人での活動が長年の間受け入れられなかった、というのはちょっとした矛盾にも思えるが、そこは当時複雑なセブンティーン。許してほしい。*1

 

しかも前回の記事を書いてみて、それはそれは意外な事実を発見してしまった。

私がカテゴリーをジャニーズで投稿するという謎めいた行動をとったことも関係してるかもしれないが、なんとフジファブリック好きにはアイドル好きが多いという事実である。

もちろんそんなことはなく純粋に邦楽ロックのみが好き、という方ももちろんいたが、もうなんなら邦楽ロックが好きというよりも【フジのみか、フジ+アイドルが好きか】という2種類に分けれそうな勢いだったことには非常に感動した。というのも私が全盛期でフジファブリックをこじらせてた2008年頃なんて、J-POPから入ったくせに*2J-POPというものに対して若さ故の敵対心みたいなものを少なからず持っていたからである。

しかもジャニーズやハロプロ、AKBなんていう所謂“アイドル趣味“というものは、本当は一部の人がやってることなのに、その一部の人が明るみになることでそのイメージだけで非常に偏見を持たれやすい趣味である。だからフジファブリックなんていう邦楽ロックど真ん中!みたいなバンドのファンにアイドル好きが多いことには純粋に感動したし、なんなら、えーーーー早く言ってよ仲間じゃーーーんなんていう気持ちである。

 

そこで、前回はフジファブリックヲタクから見たフジファブリックの魅力”だったが今回は“アイドルヲタクから見たフジファブリックの魅力”としてブログを書こうと思う。なお、フジファブリックを決してアイドル視しているわけではないのでそこは注意していただきたい。あくまでアイドルヲタクでもハマりやすいバンドである、というところを推したい。

そしてこのようなブログを書くにあたってこれだけは外せないと思うので書いておくが、私は強火山内担*3あるいはハロヲタ風に言うと山内激単推しである。

………なんだか自分でも書いてて恥ずかしくなったので早速本題にはいる。

 

何故フジファブリックファンにはアイドル好きが多いのか考えてみたところ思い当たる節は二つしかなかった。一つ目は著名なアイドル達がフジファブリックのファンを公言してくれていることである。

関ジャニ∞渋谷すばるくんは、自身のラジオで昔『若者のすべて』を流してくれて挙げ句の果てに雑誌などでもフジファブリックを自身のオススメソングとして挙げたことがあると聞いたことがあるし、元AKB48佐藤亜美菜さんはまだ卒業する前のGoogle+にて志村の地元、富士吉田市にある富士急ハイランドを訪れた際に、フジファブリックを聴いているという趣旨の書き込みをしてくれていた。いずれにせよ二人とも最高である。

そして二つ目の思い当たる節と言えば山内総一郎、自らの発言も影響しているような気がする。

後で詳しく書くが、以前ライブのMCにて『女性アイドルより男性アイドルが好き』という謎のカミングアウトをしていたことがある。その真相はもちろん怪しい理由ではなく男性アイドルは曲が本当に良い、という理由であったが、それを知った時さすが私が惚れ込んだ男とガッツポーズしたのは言うまでもない。と同時にそんな山内にぜひ、プッチベスト*4をすべて揃えたハロプロ全曲集をまとめて送りたいと思った次第である。

 

ということでアイドルヲタクが考えるフジファブリックの魅力3つをまとめてみる。

 

1、何故か共演する機会がとても多い

共演と言っても一緒にテレビに出たりなどはまだ夢の夢だが、フジファブリックとアイドル(特にジャニーズ)は何故か一緒のコンサート日程になることが非常に多い。

 

2012年冬

2013年春

2013年秋

 

 

ダダ被りである。そして何故かいつも2日目。

 

 

しかも嵐のときに至っては本人達が自らMCで『僕たち嵐でーーーーす』という1秒でわかる嘘をつき、フジファブリックのLIVEで何故かA・RA・SHIを歌う(しかもあのミリオンヒット作の歌詞を間違えるというオチ付き)という大事件が起こり、しかも上記に書いた山内、『女子アイドルより男子アイドルの方が好き発言』である。これを私はアラフジの乱と呼んでいる。

 

しかもこれだけではない。

 

山Pこと山下智久さん主演、そしてSexy Zoneから佐藤勝利君も出演した2013年夏クールの月9ドラマ『SUMMER NUDE』*5の第3話にてP山さん演じる主人公が忘れられない女性(長澤まさみ)との思い出の曲としてフジファブリックの若者のすべてが登場した。

放送当時、Sexy Zone佐藤勝利くんの大根役者ぶり(褒めてる)を楽しみにみていた私は、突然の聴き慣れすぎた志村の歌声と山内のギターの音色に目ん玉引ん剝くくらいびっくりしたものである。

しかもしかもだ。アニメ『銀の匙』の第二期主題歌はフジファブリックのLIFEであったが、映画『銀の匙』の主演はSexy Zoneのラブホリ先輩こと中島健人くんであり、その中島健人くんがアニメ版声優に初挑戦してしまったのである。めざましテレビではLIFEをBGMに颯爽とアフレコスタジオに登場する中島健人くんが映し出され、この時中島くんはLIFEを毎日聴いている発言をしていた。これは現在はいろいろあって違うが*6当時セクゾン担だった私にとっては、本当に嬉しい出来事であった。

やはりアイドル好きの目に止まりやすいこのような関わりが多いということはとても大事な要素ではないだろうか。

 

2、山内総一郎、金澤ダイスケ、加藤慎一のキャラクター性と音楽の変態さ

メンバーのキャラクター性もフジファブリックがアイドル好きに好かれる理由の一つとして挙げられるだろう。

山内は志村亡き後ボーカルとしての任務を果たすため、昔よりかはかなりしっかり者になった印象ではあるが、未だに基本は関西の優しいアホの子だ。しかもボーカルになってしまったことによって話が面白くないことが全面的にバレてしまった。そう、山内は関西人なのに話が全く面白くない。

2008年の山内はよくMC前にまいどー!とお客さんに声をかけてた時期があったのだが、何らかのツアーの大阪公演にて大阪ということもあり、志村(山梨出身)も金澤(茨城出身)も加藤さん(石川出身)も山内以外のすべてのメンバーがMCを始める前にまいどー!と声をかけていた。ここは当然大阪出身の山内もまいどー!と声をかける場面である。というか大阪出身じゃなくても空気を読んでそうするはずだ。しかしさすが山内、何故かその日だけ、『えーということでね、どうも山内総一郎です。』

会場全体がすっ転んだ。しかも本人は至ってきょとん顔だった。やはり私が見込んだ男なだけある(2度目)

金澤は顎間接なんたら*7のせいで顎が尖っていたため完全に新幹線のぞみ号(この発言の発端はもちろん志村である)としてみんなからいじられ放題だったのにお洒落ボーイへの進化を遂げたし、加藤さんは最近は昔よりだいぶ喋るようになったが、基本はなんにも変わらないただの大酒飲みだ。昔、水の代わりにワンカップの日本酒がベースアンプの上に置いてあったのを見た事がある。正直、異常である。

でも変にロックバンドだからってかっこつけたりしない、ゆったりほんわかなとこが最高に素敵な3人なのだ。

 

しかも曲も至って変態らしく、そして見事にちょっとズレてる。新譜が出たかと思えばタイトルはバタアシParty Night。なんじゃそりゃって思わず言いたくなる。

しかし、一見なんじゃそりゃと言いたくなるところや、変態だけどキラキラしてるけど鬱屈としている、なんてところはどうだろう、なんとなくあのハロプロのなんとも言えないダサさと似てきたような気がしないだろうか。そしてハロプロと似てるということは、ジャニーズのあのかっこいいけど何故かダサいというところにも合わさってくるのではないだろうか。人間だってそうだ。なんでもできる金持ちイケメンが良いと思いつつも結局は何故かちょっと隙がある人を選びたがる。ちょっとダサいセンスとは素晴らしいものなのかもしれない。

ちなみに余談だが志村の性格も話しておくと、ただの変態である。そして志村が亡くなる以前、ジャニーズから楽曲提供の話が来ていたらしいが丁重に断ったと志村の自伝だかに書いてあった、気がするのだが、もしこの話の出典がわかる人がいればこっそり教えてほしい。

 

3、バンドがもつストーリー性

でもここまでなんだかんだ言ってきたが、フジファブリックが“成功してしまった”理由はなんと言ってもこれだと思う。簡単にまとめさせてもらうが、

 

メジャーデビュー→ライブ活動に励む→脱退を繰り返しながらも動員を増やす→夢の地元公演→突如としていなくなってしまった主要メンバー→残されたメンバーで頑張った結果売れた→感動の10周年。

 

もちろん、いくら成功したからといっていなくなることを望んではいないし、きっと志村がいたらもっと成功してたかもしれないし、というかやはり私はフジファブリックファンなのでそれを望みたいし、これは偶然が重なってしまった結果ではある。

だが正直非常に日本人が好みやすいストーリー性を持つ特殊なバンドであることには間違いない。脱退、卒業は100歩譲ってよくあることにしても、人が亡くなってからもそのグループが第一線で続く、というのはきっとそうそうない。なんでないかってただでさえ続けていくことは大変なのに、より一層大変になるからだろう。だから3人の努力と覚悟は本当に凄いと思う。(※そしてもちろんの事だが、志村が亡くなってからフジを知った人を批判しているわけではないしむしろ大歓迎である)

また大事なことだが、決して亡くなったからストーリーが作られたわけではない。それまでにもフジファブリックには数々のストーリーがあった。ただそれを色濃く伝説としてしまい大衆に位置付けてしまったのが志村の件であったと私は思う。

 

少し話が逸れてしまったが、共演が多い、各々の魅力的なキャラクターとバンドのダサさ、そしてストーリー性。これら3つの要素を考えるとアイドル好きにフジファブリック好きが多いのもちょっとは考えがつく。

私はジャニーズが好きだし、ハロプロが好きだし、そしてそれらと同じように心底フジファブリックが好きだ。願わくば今の私の現担当、ジャニーズWEST中間淳太くんとモーニング娘。15の野中美希ちゃんにフジファブリックを好きだ、と言ってもらいたいしどこかの番組などでぜひ共演してもらいたい。もしそんな日が訪れてしまったら勝訴を伝えるブログをあげようと思う。

ただし万が一、山内氏自身が中間淳太くん好きが判明した場合には一緒に中間財閥*8に沈められようと思う。なんて幸せだ、夢は広がる。

その日まで、劇終。*9

 

 

 

*1:前回に続き許してほしい第二弾

*2:私のすべての始まりはモーニング娘。です

*3:ジャニーズは好きすぎる人のことを強火と言ってしまう面白い文化がある

*4:様々なハロプロの曲が入ったコンピレーションアルバム

*5:なおこのドラマの元は真心ブラザーズのシングル『サマーヌード』から来ており、P山さんカバーのSUMMER NUDE´13はOKAMOTO´Sアレンジという素晴らしい作品

*6:セクゾン担やりたいがセクゾンの環境故にできない系ヲタク

*7:要は顎の病気

*8:中間淳太くんのお家柄♡

*9:シングルが出る度に発行された無料の冊子、赤富士通信の終わり方はいつもこう